匠 Vol.6 Rachmaninovを開催しました

匠 Vol.6 Rachmaninovを開催しました

2019-06-29T17:56:16+00:002019-06-29|INFO, OTHERS, PERFORMANCE|

622日(土)に第6回 匠(Touch to the classic music)を開催しました。

Sergei Vasil’evich Rachmaninov(セルゲイ・ヴァシリエヴィチ・ラフマニノフ)

187341日ー1943328日(69才)ロシア人 近現代

外見:198cm 手が大きく12度届く
性格:交際嫌い ポーカーフェイス 無口
好きなもの:タバコ、乗馬
結婚:1回(娘が2人)

ラフマニノフはロシアで生まれ、第一次世界大戦、第二次世界大戦が起きた時代に活躍しました。貴族の家系に生まれますが、9歳の時に倒産してしまいます。あまり真面目ではなく、音楽以外の学科はほぼ落第という幼少期でしたが、モスクワ音楽院では作曲、ピアノともに1番で卒業しました。卒業後に作曲した前奏曲Op.3-2がヒットし、どこに行っても弾いて欲しいとせがまれる程でした。1897年交響曲1番の初演失敗で精神的な病に陥り作曲できなくなりました。1918年に内戦続きだったロシアを離れ、アメリカに亡命してからはピアニストとしての活動が多忙でした。作曲は減ったものの、作曲家兼名ピアニストだからこその華やかな「編曲」を沢山書きました。作曲家としては勿論、名ピアニストでした。1928年のピアノ協奏曲第3番の共演以来の親交を深めた超有名ピアニストのホロヴィッツは「20世紀最大のピアニストは?」という質問に、「ナンバー2は私を含め沢山いるが、ナンバーワンはただ一人。セルゲイ・ラフマニノフだ」と答えています。1943年ビバリーヒルズで69歳で亡くなりました。最期の言葉は「さよなら、さよなら、私の愛する手よ」だったそうです。

演奏曲目

*前奏曲 Op.3-2  嬰ハ短調(1892年作曲)                
*楽興の時 Op.16より第1番、第4番(1896年作曲)
*ピアノソナタ 第2 Op.36 変ロ短調 第1楽章(1913年作曲)
*愛の喜び(クライスラー)(1925年作曲)