匠Vol.12 The フルート!!

匠Vol.12 The フルート!!

2020-02-06T17:57:12+00:002020-02-04|EVENT|

2020年1月25日(土)に第12回 匠(Touch to the classic music)を開催しました。

今回はフルーティストの花積亜依さんとのアンサンブルをお楽しみ頂きました。

テーマは「the フルート!!」

 フルートは木管楽器。マウスピースに唇を震わせて音を出す金管楽器に対して、息を吹き込むだけで音がなるというのが木管楽器です。言葉の由来は木からできた楽器という意味で、フルートも昔は木からできた楽器でした。

1847年にドイツのベームが、より大きな音が出るようにと材質を金属製にしました。機能も画期的だったこのベーム式フルートは1860年には名門パリ音楽院の公式楽器となり、ここの教授アルテスが教本を作り、沢山の優れた演奏者を生み出し、フランスのフルートの演奏は最高峰と言われるほどになりました。

そのフランスから3人の作曲者の紹介と共に3曲お聞き頂きました。

 プーランクはフランスの大きな製薬会社の御曹司、住まいもシャンゼリゼ通りの近く。フランス6人組と呼ばれたグループの一員です。友人も多く、そのうちの一人はクリスチャンディオール!

プーランクは女性にプロポーズはしていますが、恋愛相手は男性でした。若い男性と恋愛中に作曲したフルートソナタをお聞きいただきました。

 メシアンは10才の頃に色聴であると気がつき、音楽を聞いたり、楽譜を読んで頭の中で音楽を鳴らすと色が見えたそうです。音楽的には、音、リズム、音色などに順列を作りコントロールするトータルセリエという方法で作曲をしました。

 第2次世界大戦にも召集され、ドイツ軍の捕虜にもなっています。過酷な収容所生活でしたが、音楽のわかるドイツ兵との出逢いにより、優遇され、作曲する環境をもらい、200〜300人の捕虜、ドイツ兵を感動の渦に包む演奏までさせてもらえたそうです。

3歳の頃から鳥の声を聞く為にお母さんに静寂を求め、田舎のおばさんの家に預けられた15歳の時から鳥の歌の記録を初め、様々な国の鳥を研究しました。

50種の鳥の声を聞き分けられ、双眼鏡や補助的な情報があれば550種の鳥を識別できたそうです。

 ビゼーはリストも驚くほどピアノが上手でしたがピアニストとしての活動はなく、オペラを書いて成功したいという夢を持ちながらわずか36年の短い人生を全うしましま。代表作であるオペラ「カルメン」は今では超有名ですが、初演は失敗。初演から3ヶ月後に亡くなったビゼーは今のような人気を知りません。カルメンの中で印象的な「ハバネラ」は中南米の民謡だと思い込んで使用したメロディを基に描かれていますが、実はそのメロディはスペインの作曲家が書いた歌だったとわかり、訴えられ、楽譜に彼の借用である旨を明記して出版することで解決したそうです。

オペラに出てくる曲をフランソワボルヌが自身が改良したフルートの為に編曲したカルメンファンタジーをお聞きいただきました。

〜プーランク〜
*フルートソナタ (1957年作曲)

〜メシアン〜
*クロウタドリ(1950年作曲)

   〜ビゼー=ボルヌ〜
*カルメン幻想曲(1900年作曲)

アンコール
  〜ラター〜
*古風な組曲より Ⅳワルツ

ハイライト動画

〜懇親会〜
<昼の部>
紅茶  *ポルトガルタルト 〜三重県苺を添えて〜

<夜の部>
ワイン *シャンペリオンポタージュ  *野菜の揚げ浸し  *鳥チャーシューのサラダ仕立て *餅の豚巻き *白米餅にぎり *外郎

 

 

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